福野の発展を支えてきた
27市場の歴史

日本列島の本州中央の北部に位置し、
北アルプス立山連峰などの険しい山々に囲まれた富山県。
日本海側には富山湾、それを抱くように豊かな平野が広がっており、
山岳地帯からもたらされる美しい水と
溢れる自然の恵みの恩恵を受けています。

 

福野の発展を支えてきた27市場の歴史

かつてはこの地域における交易の中心としても栄えてきました。

かつてはこの地域における交易の中心としても栄えてきました

南砺市福野は富山県南西部に位置し、2004年に南砺市として、東礪波郡の福野町、井波町、城端町、平村、上平村、利賀村、井口村と西礪波郡の福光町の8町村が合併した歴史があります。
さらに昔を遡れば、かつてはこの地域における交易の中心としても栄えてきました。
慶応3年(1650年)に町立てが許可された事によって福野町が誕生。そして2と7の日は市の日として定められ、2日と7日には朝市が立ち並び、市場町として発展してきました。誕生から370年経った現在でも、毎年12月27日に開催される「歳の大市」には多くの人が訪れ、冬の風物詩として長く親しまれています。

「ふくの27市場」はこれからも、多くの人と福野を結ぶ役割となる事を願っています。

そんな歴史を踏まえ、ふくの27市場のネットショップを立ち上げました。
商店と商店の繋がりを大切にし、故郷を離れて遠方に住む福野出身の方へ懐かしい味を届けたい、まだ福野を知らない方と出会いたい。
「ふくの27市場」はこれからも、多くの人と福野を結ぶ役割となる事を願っています。

福野の四季のイベント

春には歴史のある伝統行事、夏には海外のアーティストと交流するイベント、 実りの秋には菊や里芋の収穫祭、そして冬には恒例の大市の開催など、 四季を通じて福野では鮮やかなイベントで賑わいます。

春・福野夜高祭(毎年5月1日~2日 町中で開催)
福野夜高祭

毎年春に盛大に行われる夜高行燈の練り廻しは神迎えの神事として、笛や夜高太鼓の前触れも賑やかに、勇壮快活なる夜高節の唄声と共に、高さ6.5mにも及ぶ7つの町内の夜高行燈が町内を練り回します。
2日の夜の名物である「引合い」は、威勢のいい拍子木や掛け声とともに、大行燈同士が接近し、横に並んだ瞬間、大行燈に上った若衆は相手方の行燈を壊し合い、その迫力に見る人たちを釘付けにします。(日本ユネスコ協会連盟プロジェクト未来遺産)

夏・スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド(毎年夏〜秋 福野文化創造センターで開催)
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド

世界の様々な音楽との出会いをテーマにした、異文化交流とワールドミュージックの祭典。様々な国のアーティストによるワークショップなどで世界の文化にも触れ合うことができます。
トリニダード・トバゴのスティールドラムやアフリカの打楽器ジャンベのワークショップの受講者たちが結成した「スキヤキ・スティール・オーケストラ」と打楽器集団「サラマレクム」の演奏が見どころなほか、「スキヤキ巨大人形隊」によるパフォーマンスなど多彩なステージプログラムが楽しめます。

秋・南砺菊まつり(毎年11月3日〜 南砺市園芸植物園で開催)
スプレー菊

約30,000本を使用した菊の競技、花壇菊や造形菊など、色とりどりの菊花が楽しめます。
県内外から多数の菊愛好家が訪れ、現代感覚のスプレー菊の展示も必見。
菊の新品種も発表されるほか、さまざまなステージイベントも催されるほか、たくさんの人で賑わいます。

冬・福野 歳の大市(毎年12月27日 JR福野駅付近/銀行4つ角)
歳の大市

1650年の町立てから現在まで長く続いてきた福野地域の朝市の、年末の締めくくりとなる、年末の風物詩となっているのが「歳の大市」。
200余りの店が賑やかに立ち並び、臼や杵などの正月用品や海産物や野菜などが道を所狭しと埋め尽くします。
大人気の振る舞い餅のほか、福野の朝市ならではの風情を存分にお楽しみください。

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